E500LTD 突然エンジン始動せず ( 2008.12.1 99300km)
まずDASでショートテストしました。結果は「CAN:EZ1のジュシンミス」と出ました。
エラーを消そうとしても通信が成立しないので消去出来ません。
EZ1からのジッソクチを見ようとアクセスしても「EZ1カラノオイトウナシ」となります。どうやらEZ(イグナイターユニット)の不具合みたいです。
試しにスパークプラグ外してスターターモーター回しても火花が飛びません。
とりあえずガレージまで動かすにもエンジン始動しないことには・・・。冷静に考え同じエンジンのSL500から部品を借りることを思いつきました。E500LTDに付いていたEZは015 545 62 32(BOSCH)。バッテリーの端子外してからこれを外し SL500に付いていた015 545 61 32(SIEMENS)を移植。
壊れたイグナイター(後で聞いたらBOSCHのイグナイターはトラブルが多いそうです)
これ
SLから借りたのはSIEMENS
エンジン始動する前にDASで見ると今度はEZ1の部品番号などジッソクチが表示されました。
たぶんこれで大丈夫みたいな感じなのでスターターモーター回すと無事にエンジン回り始めました!やはりEZ1の故障でした。ただ原因はわかっていません。
このEZユニットはいくらするのか調べると現地定価2200EURO!もします。ヤフオクでも諭吉20超え!
中古部品も類似の品番はありますが上記と同じ物は中々見つかりません。試しにSL500用のEZをEPCで調べたらいくつか適合しそうな物があり、中でもW140(S500)の014 545 43 32が適合なのでこれを落札。本日届きSL500に付けたらバッチリエンジン回りました。
やっぱり診断機があると解決までの時間が短縮可能であり必需品という印象でした。