E500LTD 冷間始動後のアイドリング不安定 2008.9.1 97000km

冷間始動後、水温が80℃手前くらいの時決まってミスファイアのような症状でアイドリングが乱れエンストしそうになる。
診断機で見てもらうとミスファイアの履歴があり、シリンダーの番号では1-4-6-7がミスファイアとなっていました。 これは右バンクのデスビがあやしい・・。


デスビへの湿気混入かもしれないのでガレージの環境を見に行くと雨の降った後湿気がこもる構造でした。向かって右のサファイアブラック車。

デスビキャップ内側に湿気が混入し夜間エンジンが冷えると水滴となっていてエンジン始動後暖まるとエンジンの熱気で水蒸気となり高電圧がリークしたのではと推測し点火系統交換です。 デスビキャップ・ローター・ハイテンションコード(サプレッサー付き)・スパークプラグのセットで\51000でした。


3本のボルト(矢印)をゆるめデスビキャップを外します


デスビローターを見ると固定するボルトの頭が白く腐食していました。


左が右バンクのデスビローター。イナズマ模様のような電気がリークした痕跡が残っています。


左が右バンクのローター(腐食あり)   右:新品部品


新しいデスビローターとキャップを付けました。


ハイテンションコードも交換。全部で8本+2本交換するのは大変でした。


最初に付いていたハイテンションコードの取り回しを参考に1本ずつ交換していきます。


外した点火系統の部品。長い間お疲れ様でした。

交換後一ヶ月様子を見てもらいましたがアイドリング不安定は完治!絶好調になりました。
やはり湿気が原因でしたね。