R129 SL500 ABS/ASR警告灯と閉じないソフトトップ・燃料ポンプからのガソリン漏れ 2011.9.13 71000km
1995年 R129 SL500珍しい RHDです
走行中にASR/ABS警告等が同時点灯しました。でもその時普通に走行できました。
診断してみると・・・
資料にもS9/1
素直にブレーキスイッチ交換します
運転席足元のパネル外し、ブレーキペダル根元にあり○印のブレーキスイッチ交換です
これは純正新品のスイッチ A001 545 01 09
テスターで接触を見るとノーマルオープン側の抵抗値が大きく数値も安定しません。これは不具合の症状と一致します。
外したスイッチを分解しました。接点が荒れています。
次にソフトトップが時々閉じないという症状・・・
診断ではA22s1のスイッチ不良と出ます
資料:これは油圧系統ライン
資料:問題のソフトトップ閉じる場合の作動仮定と各スイッチの開閉 A22s1に問題がありそう
資料:問題のA22s1はどこについているスイッチか?・左リアのトノカバー根元付近でした
資料:A22s1
そのスイッチA22s1は○のあたりにあります A129 820 35 10(スイッチ 左リアソフトトップキャッチ)
トランクルーム側から内張りを外しマイクロスイッチへアクセス
赤矢印のカバーを外すとスイッチがあります
今回不良と診断されたA22s1を発見!○はマイクロスイッチの固定ビスで取り付け位置が調整可能なんですが、それゆえマイクロスイッチを決まった場所に固定することが大切(安定したソフトトップの動きを支えるため)なんですが交換のときどうすればよいか・・・・とりあえず現在の位置を記録して、それに可能な限り近い位置に固定して動作テストやる予定です。このスイッチ、国内に部品が無く本国へ手配中です。
ドイツから部品が届きました。右が新品です
交換にはトノカバーのダンパーを外す必要がありました
スイッチの位置は上画像を参考に決め 無事正常作動となりました。
なんと燃料ポンプ本体からガソリンのもれも発見しました。これもフィルターとあわせ交換します。
○のところから燃料漏っていました。
アンダーカバーにもガソリンのもれたシミが・・・オープンで走っているとなんとなくガソリンのニオイもありました。
組み立て
ホースはカシメを切って新しく作りました。
ポンプ2個・ホース・フィルター交換完了
数日後、漏れが無いかの再点検。OKでした。