W220 S55AMG オイル漏れ　ヘッドカバーガスケット交換　スパークプラグ交換

2001年式　W220 S55AMG 　ヘッドカバーガスケットからのオイル漏れ　スパークプラグ交換　 2008.6.10 　60760km

ホーンが片側鳴らないということで入庫。ガレージに入れたら何かコゲくさい臭いが・・・。これは先日E500のオイル漏れと同じ症状じゃないかと
フロントフード開けると・・・・ケムリが立ち上っています！ヘッドカバーガスケットからのオイル漏れが原因でエキパイにオイルが垂れていました。

	ロングボディーなのでガレージいっぱいの長さです
	○のあたりからケムリ立ち上っていた。右バンクから修理。
	インテークダクト・エアークリナーケース外しして見ると矢印のあたりから多く漏っているそれがヘッドカバーを伝ってエキパイにたれて煙が出ていたようです。
	ABC(アクティブボディーコントロール）の配管からもオイルがにじんでいました。これはオイルタンクを外して増し締めしました。
	結構配線も硬化しているので気をつけながらIGコイルを外した。片バンクに４個のコイルユニットですが１気筒２プラグなので外す前に接続の状態を画像に収め記録しました。
	たれたオイルがエキパイにかかっていたところが解りますよね。４番シリンダーのエキパイ部分が変色しています。
	ヘッドカバーガスケット交換の必要があると判断。ヘッドカバー外すにはATオイルレベルのパイプﾟとエンジンオイルのレベルゲージをタイラップなどで広げておく必要があった。（矢印）
	外したヘッドカバーとガスケットガスケットは弾力が無く硬化していました。
	作業開始3日後には新しい部品が届きました。
	S55AMG M113エンジンの場合スパークプラグは9～11万ｋｍまでスパークプラグ交換の必要がないようですが6万ｋｍ走ったプラグの実物を観察すると電極は結構減っていて交換してもいいと思ったのでデンソーのイリジウムタフVK16を購入。
	取り付けたNewプラグ　デンソーVK16 1気筒あたり３バルブなのでプラグは１６本。交換も大変です。プラグホールは下側で目視することが出来ないのでデジカメを狭いところに入れて（マクロ撮影）
	新しいスパークプラグを取り付けトルクレンチで締め込んでいます。
	ヘッドカバーは完全に脱脂してから新しいガスケットを押し込むように取り付け（こうすると逆さまにしてもガスケットが落ちません）コーナーには液体ガスケットを極薄く塗布しました。
	ヘッドカバーを載せてガスケットがちゃんと収まっているかミラーで一周確認し規定値の10Nmでボルトを締めた。次に４番シリンダー奥から順番にスパークプラグのサプレッサーを差し込みコイルを固定。（コイルを固定してからですと手が入りにくいのでサプレッサーが先でコイルの固定は後で）慎重に配線を取り付け右バンクの終了。
	続いて左バンクの作業。こちらは燃料デストルビューター配管を外す必要があるので最初に燃圧点検の穴から燃料を抜き圧力を逃がす。
	８番シリンダー上あたりの燃料配管外して（ガソリンが多く出るのでウエスに吸わせて）　外した配管はタイラップで外側に向けて縛った。
	左バンクのヘッド周り：配線のコネクターを慎重に抜きプラグのサプレッサーを抜いた。
	ところが５番の片側だけハイテンションコードが抜けかかっていて・・・・スッポ抜けた！中は腐食しています。冷や汗出ました。
	どうやら　以前修理したとき抜けかかったまま放置されていたようで接触も悪く腐食が進んでしました。しかたないので先端を5mmほどカットして端子を圧着。どうにか修理出来ました。

	どうやら左バンクは以前、ヘッドカバーガスケット交換されているようです。ハイテンションコードは抜けているし左画像のように液体シール付けすぎでエンジン内部へハミ出ていました。（画像は内側に出たシール材を取り除いた後です）
	こちらも同様に　脱脂してから取り付け。コーナーには少しだけ液体シーラント塗布。
	IGコイルには間違わないよう番号を振っておきました。矢印・・・左はパートスロットルをセンシングしているホースで右はフルスロットルをセンシングしているホースです。両者とも外したら下側に大きく亀裂がありビニールテープで簡単に巻いて補修してありましたが不完全な修理といえます。画像のように念入りにテープで巻いてタイラップでしっかり締めました。いずれこのホースは交換します。配線、コネクターを元に戻し燃料配管を接続。IGキーONで燃料ポンプが動いた状態で燃圧点検口からエアー抜き。エアークリーナーケース取り付け祈るような気持ちでエンジン始動！緊張の瞬間でした。
	しばらく暖機運転をしながらオイルの漏れがないか確認。作業前オイルが付着していたエキパイから少し煙が出ましたが、完全に熱で無くなってからはニオイも煙も出ません。どうやらすべてうまくいってようです。
	高速道路でも試運転。特に異常はありませんでした。
	エアーフィルターも交換
	今回外した部品。エアフィルタースパークプラグヘッドカバーガスケット
	今回必要だった工具インナー/アウタートルクスのセットプラグサプレッサー抜くロングノーズプライヤーミラー 16mmマグネット付きプラグレンチスピナーハンドル　etc.
	そして1/4sq ダイアル型トルクレンチ　1-12Nm
	W220のホーンはフロントバンパー裏で両サイドに1個ずつ装着されています。アンダーカバー外して下からのアクセスでした。左の高音側510Hzが壊れて音が出ていませんでした。新品に交換して完治。

	ロングボディーなのでガレージいっぱいの長さです
	○のあたりからケムリ立ち上っていた。右バンクから修理。
	インテークダクト・エアークリナーケース外しして見ると矢印のあたりから多く漏っているそれがヘッドカバーを伝ってエキパイにたれて煙が出ていたようです。
	ABC(アクティブボディーコントロール）の配管からもオイルがにじんでいました。これはオイルタンクを外して増し締めしました。
	結構配線も硬化しているので気をつけながらIGコイルを外した。片バンクに４個のコイルユニットですが１気筒２プラグなので外す前に接続の状態を画像に収め記録しました。
	たれたオイルがエキパイにかかっていたところが解りますよね。４番シリンダーのエキパイ部分が変色しています。
	ヘッドカバーガスケット交換の必要があると判断。ヘッドカバー外すにはATオイルレベルのパイプﾟとエンジンオイルのレベルゲージをタイラップなどで広げておく必要があった。（矢印）
	外したヘッドカバーとガスケットガスケットは弾力が無く硬化していました。
	作業開始3日後には新しい部品が届きました。
	S55AMG M113エンジンの場合スパークプラグは9～11万ｋｍまでスパークプラグ交換の必要がないようですが6万ｋｍ走ったプラグの実物を観察すると電極は結構減っていて交換してもいいと思ったのでデンソーのイリジウムタフVK16を購入。
	取り付けたNewプラグ　デンソーVK16 1気筒あたり３バルブなのでプラグは１６本。交換も大変です。プラグホールは下側で目視することが出来ないのでデジカメを狭いところに入れて（マクロ撮影）
	新しいスパークプラグを取り付けトルクレンチで締め込んでいます。
	ヘッドカバーは完全に脱脂してから新しいガスケットを押し込むように取り付け（こうすると逆さまにしてもガスケットが落ちません）コーナーには液体ガスケットを極薄く塗布しました。
	ヘッドカバーを載せてガスケットがちゃんと収まっているかミラーで一周確認し規定値の10Nmでボルトを締めた。次に４番シリンダー奥から順番にスパークプラグのサプレッサーを差し込みコイルを固定。（コイルを固定してからですと手が入りにくいのでサプレッサーが先でコイルの固定は後で）慎重に配線を取り付け右バンクの終了。
	続いて左バンクの作業。こちらは燃料デストルビューター配管を外す必要があるので最初に燃圧点検の穴から燃料を抜き圧力を逃がす。
	８番シリンダー上あたりの燃料配管外して（ガソリンが多く出るのでウエスに吸わせて）　外した配管はタイラップで外側に向けて縛った。
	左バンクのヘッド周り：配線のコネクターを慎重に抜きプラグのサプレッサーを抜いた。
	ところが５番の片側だけハイテンションコードが抜けかかっていて・・・・スッポ抜けた！中は腐食しています。冷や汗出ました。
	どうやら　以前修理したとき抜けかかったまま放置されていたようで接触も悪く腐食が進んでしました。しかたないので先端を5mmほどカットして端子を圧着。どうにか修理出来ました。

	どうやら左バンクは以前、ヘッドカバーガスケット交換されているようです。ハイテンションコードは抜けているし左画像のように液体シール付けすぎでエンジン内部へハミ出ていました。（画像は内側に出たシール材を取り除いた後です）
	こちらも同様に　脱脂してから取り付け。コーナーには少しだけ液体シーラント塗布。
	IGコイルには間違わないよう番号を振っておきました。矢印・・・左はパートスロットルをセンシングしているホースで右はフルスロットルをセンシングしているホースです。両者とも外したら下側に大きく亀裂がありビニールテープで簡単に巻いて補修してありましたが不完全な修理といえます。画像のように念入りにテープで巻いてタイラップでしっかり締めました。いずれこのホースは交換します。配線、コネクターを元に戻し燃料配管を接続。IGキーONで燃料ポンプが動いた状態で燃圧点検口からエアー抜き。エアークリーナーケース取り付け祈るような気持ちでエンジン始動！緊張の瞬間でした。
	しばらく暖機運転をしながらオイルの漏れがないか確認。作業前オイルが付着していたエキパイから少し煙が出ましたが、完全に熱で無くなってからはニオイも煙も出ません。どうやらすべてうまくいってようです。
	高速道路でも試運転。特に異常はありませんでした。
	エアーフィルターも交換
	今回外した部品。エアフィルタースパークプラグヘッドカバーガスケット
	今回必要だった工具インナー/アウタートルクスのセットプラグサプレッサー抜くロングノーズプライヤーミラー 16mmマグネット付きプラグレンチスピナーハンドル　etc.
	そして1/4sq ダイアル型トルクレンチ　1-12Nm
	W220のホーンはフロントバンパー裏で両サイドに1個ずつ装着されています。アンダーカバー外して下からのアクセスでした。左の高音側510Hzが壊れて音が出ていませんでした。新品に交換して完治。