2002年の12月にユーザー車検前の点検整備していてデフからのオイル漏れは大分気になっていました。明けて2003年春ドイツSpeedから関連の部品は購入していましたが中々機会が無く今まで放置状態した。
2004年1月上旬 工具及びSSTの確認作業。その後マニュアルを確認し締め付けトルクもメモに書き出しシュミレーションも数回・・(^^)
1月20日 いよいよ当日になりました。この時期日中でもマイナスの気温が多い 中ラッキーなことに晴れで6℃ほどまで上昇!暖かく作業もはかどります(^^) 朝9:00作業のスタートです。
てこずった部分もいくつかありますが夕方5:30過ぎに どうにか完結しました。 これで役1年越しの課題が解決できてホットしているところです。
1 | 左サイドシールからの漏れが多い | |
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ヒートシールド外す 燃料ポンプのカバーも外した方がやりやすいです。 |
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ピンボケですみません(^^;; プロペラシャフトセンターベアリング ブラケット固定ボルト 2面幅13mm2箇所外す。ここの締め付けは25Nm 次に41mmのナットを緩めることによってプロペラシャフトが縮むのですが前回フロント側のジョイントディスク交換の時緩めなくても動いたので 今回もとりあえず緩めないままやってみます。 |
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まず、同じ位置に組み立てるためそれぞれのフランジにマークを付けておきます。マジックインキなどは消えると困るのでケガキ針で印を付けました。(これでバランスがくずれるのを防ぐ)その後ジョイントディスク外します2面幅19mm6本 締め付けはM12ボルトなので60Nm この画像でわかりますがピニオンフランジ(FX ジョイントディスク)側オイルシールからの漏れはありません。今回ここは触らなくて済むので助かります。 もし ここのシールから漏れがある場合デフを下ろさなくても交換作業は可能ですがピニオンフランジを締め付けている12角のナット締め付けが難しいようです。オイルシールの奥にある「プレッシャーディスク」に対して適切な締め付けが必要とされ「ドライブピニオンマウント」の「フリクショントルク」なるものを測定しないといけないとのことです。これの締め付けによりデフから音が出る場合もあるとのことでした。 後ほど構造を見るとドライブピニオンには2組のテーパーローラーベアリングが向かい合わせで使用されておりジョイントフランジとベアリングの間のプレッシャーディスクがベアリングのクリアランスを一定に保つ仕組みのようです。よって12角ナットの締め付けが極めて重要ということ。(誤りがあるようでしたらお知らせください) |
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ボルトを外したら やはり縮みました。ナットが緩んでいる可能性ありますので次回チェックしてみましょう。この状態では まだジョイントディスクを取り出せるスキマはありません。 #結構キレイですが前日にジャッキ持ってコイン洗車場でデフ周りを掃除して来たのです。リアの片側からジャッキ当てて」丁度犬がおしっこ(爆)するような格好で下回り洗いました。どうせデフ下ろせば洗わなくてはいけないとは言え あまりにもオイルまみれだったもので・・。 ここまでは比較的順調でしたが・・
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このボルトが緩めにくく本当に大変でした。ウマで上げて寝そべってやることは可能ですが厳しいでしょう。 M10のトリプルスクエアーでドライブシャフトフランジボルト外します。ここはロック剤が付いて70Nmで締めますのでかなりキツイです。 ボルトの頭をナメないことが最重要となりますがボルトの穴に油汚れが付着していて工具がなかなか深く入りません。ここも高圧洗浄機などでキレイにしておくことが 後の作業に大切と感じました。 ここではストレートで購入した安いトリプルスクエアーのセットが活躍しました。安いですが精度・強度とも問題なく使用できました。それを回しているのはファコムの1/2ラチェットレンチです。これは72ギアのラチェットでキリキリと動きも良く気に入っています。本当はハゼットが欲しかったのですが値段が・・・(苦笑) |
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ブーツが邪魔になりますのでロングのトリプルスクエアーソケットがあるといいでしょう。 リフトで上げてあるのでサスが伸びきっていてドライブシャフトが「ハ」の字型になっているのでやりずらいです。なんらかの方法でドライブシャフトが水平になるように出来ればブーツが邪魔にならず作業しやすいでしょう。 フランジには回り止めのフックレンチかける穴がありますが今回は そのフックレンチ無かった為 下側4本緩め>リフトを下げ>パーキングブレーキ開放>タイヤ回して>Pブレーキかけて>リフトを上げ>残りの2本を緩める という手順でやりましたが ここが一番時間がかかり大変でした。 |
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8 | ドライブシャフトは保護のためタイラップで吊るしました。 | |
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デフオイル 注入口のボルト外します14mm in-HEX 締め付けは50Nm 注入口のボルト外してもオイルはたれて来ないので やはり減っていたようでした。 |
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ドレンボルト外して・・ここも50Nm(シールテープ巻くとオイルのにじみを止めることが出来るそうです)
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ABSセンサー5mm in-HEXで外します。これでデフに付いているものすべて取り外し完了。 オイルのにじみがある場合はOリング交換します。 矢印部分が金属の場合Oリングの品番は014 997 97 48 締め付けは8Nm Oリングにはハイポイドギアオイル塗布 |
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デフマウントはA/B/Cの3箇所ですが まずAは8mm in-HEXで緩めます。デフとマウントの間にアルミのワッシャーが一枚ありますので注意。 次にB/Cは 12mm in-HEX ショート1/2sqソケット+600mmブレーカ−バーが必要です。モノスゴク固く締まっています。 どうにかデフを無事下ろすことが出来ました。 ここで昼食となります。(^^)ハラヘッター!
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124 352 77 65 | デフマウント前側 2個必要 | @5.5EURO |
独Speedより |
124 351 13 42 | デフマウント後側 2個必要 | @8.64EURO | 同上 |
210 410 08 15 | FXジョイントディスク(前側と共通) | @40.99EURO | 同上 |
020 997 25 47 | DIFFサイドシール(2個) |
国内定価\1640(割引あり) |
FREE RUNより |
025 997 00 47 | DIFFドライブピニオンシール(1個) | 国内定価\1260(割引あり) | 同上(今回は使用せず) |
123 353 00 72 | DIFFドライブピニオンナット(1個) | 国内定価\800(割引あり) | 同上(今回は使用せず) |
001 989 17 93 10 | 純正ハイポイドギアオイル | 国内定価1L\4130(割引あり) | FREE RUNより |
液体シーラント | ワコーズ\2000 |