W124 E500 (1994) バックカメラ取り付け 2007.8.28 57100km

この車両にはパイオニアHDD NAVI AVIC-H9(トランク内 )とAVIC-V7MDのコンビが付いていました)

友人の所有ですがしばらく自由に乗っていてとのこと。その間に時間があればバックカメラ取り付けたり
スピーカーをグレードアップしてねという依頼です。

このE500はNAVIのモニターがインダッシュでチューナーもそこに一体型!これはカメラからの画像出力配線をセンターコンソール
カーステレオの位置まで引かなくてはならないことを意味します。

センターコンソール・シフトレバー周辺・リアシート・フロントシート・トランク内張りなど
内装をほとんどバラさないといけないので大変そうです。雨で気温も低めになった2007.8.28に決行です。

 

今年の6月頃から関東を中心に程度の良い500探しのお手伝いしていました。千葉・東京などで5台ほど試乗しようやく見つけた走行距離57000kmの極上のディラー車です。

SLのアルミにREGNO GR9000

CARROZZERIA AVIC-V7MD

モニターを格納したところ

立ち上げるとこんな感じ。モニターの角度は自由に調整可能でエアコンの温度設定などいじりたい時はSW一つでモニターが数秒間倒れ自動的に復旧します。

パナソニックのバックカメラCY-RC50D シルバー

配線はマイナスをアースに。 プラスはバックランプから・・そして画像出力の3本を繋ぐだけです。

色々考えたがナンバープレートが隠れない位置で ここ に決まりました。

カメラの配線は画像のようにナンバープレート裏を通り真下へ。○のあたりからUの字に折り曲げてトランク内装の中を通しヒンジアームにタイラップで止めました。

このUの字に折り曲げた所、ラバーシールと当たる面にカメラ付属のラバー部品を両面テープで貼ることにより雨の侵入は防げると思います。ただ取り付けた直後で雨漏りの検証は出来ていません。

カメラからの配線はトランクリッド内部を通ってヒンジへ・・・(矢印A/B)

カメラへの+電源はバックランプから。配線はグレイ/黄色

カメラのマイナス電源はアースへ

カメラからの配線とバック信号の線はトランク左奥から室内へ・・・

リアシート外します。座面下を覗くと紅いレバーが見えます。これを下へ押すとリアシート座面前端が上に外れるので前方へ引けばシートが外せます
W124036は定員4人でリアシートもセパレートなので座面は左右別々に外します

両サイドにある箱。矢印3箇所の+ビスで外れます。

背もたれはこの8mmビス左右2箇所外す

背もたれ全体を矢印方向上へ持ち上げれば外れます。結構力いります。

シート外すと裏側へトランクから通じる穴(○印あたり)がありますので先程の配線を引き込みました。

左リアシート座面の下にはコンフォートリレーがありその周辺にはカメラコントローラー置くスペース十分あります。(赤丸)

画像は仮の設置で本番はコントローラーにスポンジを巻いて保護。くぼみにきれいに収まりました。束ねてある配線もここの収めました。

スポンジをタイラップで巻いてここに固定
リアシートもRECAROなんですねー。

運転席シート・ギアーシフト周辺のウッドパネル・灰皿・NAVIヘッドユニットなど総ばらし!

手順などはトップページからサイト内を検索で絞り込めますが
http://www.geocities.jp/mbw124note/shift/nob.htm
も参考にされてください。

赤い矢印は外部映像入力の接続!です。

下、矢印は ここを映像信号(黄色のピンケーブル)配線を通しました。

運転席シートも固定ボルト外しましたがフロアをめくると配線を通せそうだたのでシートを車外へは出さずに済みました。

画像はyama号ですがサイドシルカバーを真上に引っ張り外してその中に画像信号線を通しました(白い矢印)
Bピラー下のカバーもちょっと緩めてリアドアのサイドシル内部も通してリアシート座面したのコントローラーへ無事接続完了!

ちょっと時間があったのでウッドパネルを鏡面仕上げ用コンパウンドでピカピカに磨いた。気持ちいい!

組み立て後エンジン始動。NAVIの設定で「バックカメラ」選んで設定完了。

シフトレバーをRに入れたらバッチリ後ろが写りました!!

こんな感じです。良く見えます(^^)

お疲れさまでした。

次はフロントスピーカーの交換、ドアのデットニングです。