W210 E55AMG ベルトテンショナーのベアリング交換 2011.4.12 105000km
エンジンマウント交換するときビスカスファンクラッチからオイルが漏れべっとりと汚れているのを発見。
ベルトドライブ関連を再チェックすることにしました。
まず自作SST(画像下サスペンション調整フックを改造)で回転を止め36mmスパナでナットを緩めました。
ここは逆ねじではありません。
左が使用済みSACHS(洗ったのできれいですが漏れたオイルにベルトのカスなどが付着して真っ黒でした)
右: 新しく取り付けるのは純正でメイクはHORTONとありました。
ファンの回転を止めるのは下画像のように使います。
このE55は普通の2面幅10mmボルトでした。これでは工具をかけにくいのでin-Hexボルトに交換しました。
こんな感じです。
ファンとベルトを外して、それぞれのプーリーを手で回して確認したらAのガイドプーリーとBのテンショナープーリーがダメでした。
ガイドプーリーはヒビが入っていてベアリングもダメでした。純正へ交換。
テンショナープーリーはベアリングが終わっていました。しかし部品でプーリーだけの供給がありません。
ベルトテンショナーAssyは約5.5万円。
そこでプーリーのリベットを取り2分割にしてベアリングのみ交換することにしました。
組み立てはプレスで入れてボルトナットで固定。(ネジロック剤使用)
一度は組み立てて取り付けましたが耐水性と耐久性を優先し「ラバーシール」のベアリングへ交換。
さらにベアリングにはティキソグリスを充填しました。これで長持ちすといいのですが・・・。
無事取り付け完了。ファンクラッチ2面幅36mmナットは締め付けトルク45Nm
ファンシュラウドを元に戻し完了。