交換にあたり必要な工具を並べてみました。
下から2番目13mmコンビネーションレンチ
8mmBOXとラチェット
A、は純正オイルフィルターレンチ、頭は22mmのBOXレンチで回します
B、ドレンプラグ の銅ワッシャー
いつも入れているオイルはカストロールのシンテック5W-50の100%化学合成油です。
1、ジャッキアップしてアンダーカバー外します8mmBOXレンチ6箇所
2、 暖機後オイルパンドレンプラグ(13mmレンチ)から古いオイルを抜きます。私はいつも熱いので炊事用の手袋使います。5000Km走行でしたが結構汚れていました。コゲ茶色。
3、ドレンボルトを締めてフラッシングオイル6L入れ10分アイドリング
4、ドレンボルトからフラッシングオイル抜く。(透明なオイルがコゲ茶色になって出て来ました!オイルフィーラーキャップから見ると内部はキレイになっています。(^^)
5、エンジンの中に少しでもフラッシングオイルが残っているのはイヤなので在庫の安いオイルを入れ10分アイドリング
6、ドレンボルトからオイルを抜きオイルフィルターも交換 (フィルターはエンジン左バルクヘッド前の(C)です。(A)の専用レンチ+22mmBOX+エクステンションで回します。締め付けトルクは20−25Nm。この時フィルターに同梱されているOリングもオイルを塗布し交換します。
7、ドレンボルトは銅のワッシャーを新しくし25Nmで締めます。
8、M104エンジンは全量7.5Lですがフィルター交換時でも6.5Lほど入れレベルを見ます。ドレンボルトから抜いた場合の量は6.7LでOKです。尚この量はUSAのクオーターボトル(946ml)が7本でピタリです。USA向けに計算してつくったのかなー?
今回は5000Km使用のオイル、フラッシングオイル、安いオイルと3回も抜いたので廃油が18Lも出ました。そのかいがあって内部はキレイになりレベルゲージに付くオイルがほとんど「琥珀色」というのは気持ちがいいですね。
↓↓下に画像追加しました。2002.12.2
エンジンオイル交換はDIYの第一歩ではありますが人間で言えば血液にあたり大変重要な存在です。細心の注意を払い行いたいものです。また自宅で行うには廃油の処理の問題もありますね。私はGSに勤務する友人に処理をお願いしています。
オイルフィーラーキャップから見るエンジン内部は比較的キレイですが フラッシングオイルによるエンジン内部洗浄も合わせて実施しました。
今回の作業後 フィラーキャップからエンジン内部を覗く
とてもキレイになりました。