クリープグローンについて

以前から気になっていたことの一つにATシフトレバーがDの状態で(クリープ状態)信号待ちをし、発進の時ブレーキパダルをゆっくり緩めるとブレーキ付近より「ググッ!」っと音が出ます。これはなんだろう?ということで調べてみました。するとこの現象は「クリープグローン」という名前で呼ばれているブレーキパッドとローターの摩擦によるサスペンション周辺の共振が原因のようです。
 昔、アスベストを主体に作られていたパッドですが発ガン性があるということでセミメタリック系に変更になり その結果この現象が発生することになったようです。特にドイツ車の場合国産車と比べパッドの摩擦係数が高い為に起こることがわかりました。要するに効きがいいのとトレードオフの関係があるということでしょうか。

止まっている時と走っている時の摩擦係数に大きな差があればあるほど振動が発生し足回りと共振して音が出るということが原理らしいですが・・・解ったような解らないような・・(^^;


すでに国産車ではノンアスベスト系などに変更され信号から発進するとき音を出しているクルマは見ませんがドイツではこの現象が問題にならなかったのか不思議ではあります。AT車の比率が少ないということも考えられますが・・

 対策としては
1、 パッドを交換する>これは材質まで確かめる訳にもいかず難しいですね。ヤナセで扱っている純正品と、どこでも手に入るOEM材質に変わりはあるのでしょうか?
2、ローターがサビていると出やすいらしいのですが走ればキレイになる訳で・・・研磨も一つの方法ではありますがコストを考えると新品を輸入しても大きく変わらないような金額です。

という感じで効果的な対策は摩擦係数が少ないパッド(効きが悪い)への交換しか方法は無いようです。(これはやりたくありませんが・・)

気にしないで乗ることにします(苦笑)


高額なのを承知で国産品のパッドなどから対応品を探せば見つかるかもしれません。