W124、魅力の一つとしてドアを開けた瞬間から感じる剛性感ではないでしょうか。そして座りドア閉めた時その固い感じはしっかりとしたシーとの感触と共に心に残ることと思います。
しかし最近のyama号は運転席のドアだけ開閉の頻度が高いのが原因か「金庫のような剛性感」が無くなり他の3箇所のドアと比べてユルイ感じになってしまいました。。友人の走行4万kmのE280は運転席も固い感じでガッチリ閉まります。
ロッキングアイというクサビ型の金具を交換することにより新車に近いフィーリングが蘇ると聞いたことがあったのでケチッって1個だけ 79℃のサーモスタットと一緒にヤフオでゲットしてみました。
最初は運転席のみ交換の予定でしたが・・・・・
これが新品のロッキングアイ E280に最初から付いているものとは外観同じでした。こんなシンプルな形状のどこがどうなって感触の低下になるのか興味あるところです。 MB-USAにはクロージングアイとなっています |
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マニュアルによるとこのような位置決めのSSTがあるようなのですが・・。 | |
もちろんSSTがあるはずも無く・・。 固定されている位置が大事なのはあたりまえなので矢印のように周辺にマーカーで印付けました。これはとーっても大切です。 |
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その後ボルトをちょっとだけ緩めます。 トルクスのT−40 |
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上のボルトだけ外してこのようにロッキングアイを下に回す。 ナットが中に落ちたら厄介なのでこのような方法をとります(脂肪肝さんから教えていただきました) その後いのさん、WOODさんから情報をいただきボルト2本外しても落ちないことがわかりました・・・ しかし落ちる場合もあるとの情報も「脂肪肝さん」からいただいています。 --------以下引用させていただきました------- さて話題になっている?ロッキングアイの内側ですが、 確かに外れない事もありますが、外れる車種も必ずあります。 実はかなり古い86年頃の並行300Eに友人が乗ってまして その車を廃車にする時に、いろいろとバラしてまして内ネジが外れ中に落ちました。 廃車ですから全く問題がないのですが、車種や年式により外れる物がありますので要注意です。 また初期のW124はトルクスではなくプラスネジや六角ネジと種類もさまざまです。 実際自分の車では試した事がないのですが、ついうっかり落とすと大変な事になります。 ということですので作業は慎重に自己責任でお願いします。 最後まで読んでいただいたらピンと来た方もいると思います(^^)そう、思考が柔軟な方・・・ この←画像の場面で外したボルトをロッキングアイ外した上の穴に止めれば車体ナット側が落ちませんよね。そうすれば新しく買わなくても左右の入れ替えが出来ると思います。 |
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次に交換するロッキングアイの上だけ取り付け それから下のボルト外し古いのを撤去。 マーカーのラインに合わせ固定しました。 |
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外したロッキングアイを観察すると下半分のドア側金具が噛むところだけ磨耗変形しています。他のドアも程度の差こそあれ同じ位置が減っています。 この磨耗分だけ緩んでいて開閉時のガッチリ感が無くなったようです。 ドア側の金具観察すると下から引っかかるような感じでロッキングアイに噛み付くことが解ります。つまり上半分はそれほど磨耗していません。 各ドア全て同じ部品で左右はひっくり返して使っているので運転席側を新品にしたら外したものを助手席に取り付け。そうすると当然上下が逆転しますので磨耗していない部分を使うことになります。 次に助手席から外した物を運転席側後部ドアに付け、そこの外した物を残ったドアに付ければ4枚共感触がガッチリしました。 4個すべて新しくすれば理想ですが1個買ってローテーションでも大丈夫でした。このウラ技○○家の食卓で採用されませんかね?(^^) ウラ返して使うので これがホントのウラ技っす。(^^; |
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すずたかさんもロッキングアイを交換されたようです。92年300E-24Vはyama号とカタチが違うようですので 同年式の方は参考にされてください。ドアと車体のチリ調整など詳しく書かれています。こちらです。 |