120000km走行しヘッドガスケットからオイル漏れを起こしたW124 260Eのガスケットと
100000km走行でヘッドガスケットからオイル漏れを起こしたW124 E280Tのガスケットを観察してみました。両者とも材質は同じように思えました。また、これを見るとLLCの管理・定期交換がいかに大切かわかります。
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上260E(M103) 下E280T(M104) この比較画像拡大版があります。
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↓120000km走行しヘッドガスケットからオイル漏れを起こしたW124 260Eのガスケット
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矢印6番シリンダーエキゾースト側から漏れるケースが多い |
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冷却水の通る穴。 下:その周辺も崩れ穴が大きく・・ |
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この部分、6番シリンダーエキゾースト側から漏れる・・・ Bのヘッドに行くオイルラインが高圧のためと思われる Aボルト穴 Cオイルリターンポート 黄色の矢印方向にオイルが流れるとLLCにオイルが浮くようになるのでは? これだけ腐食が進むと交換しか方法はないでしょう |
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冷却水の経路 腐食していいます。手で触るとボロボロと崩れる。 ガスケットは厚さ約1mmほど。真ん中に金属があり上下黒い物で挟んであります。この材質ご存知の方が居ましたら教えてください。 |
↓100000km走行でヘッドガスケットからオイル漏れを起こしたW124 E280Tのガスケット
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この部分、6番シリンダーエキゾースト側から漏れる・・・ Bのヘッドに行くオイルラインが高圧のためと思われる A冷却水 Cボルト穴 D冷却水 Eオイルリターンポート |
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1、オイル(カムチェーン潤滑) 2、ボルト穴 3、オイルリターンポート 1番シリンダーエキゾースト側。ここからも漏れるケースを多く聞きます。1のカムチェーン潤滑用オイルポートには高圧がかかっているためと思われる。 しかし腐食が無い場合は増し締めも多少は有効か? |
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LLCの管理が良く260Eに比べ腐食はありません |
資料提供「いのさん」「noranboさん」どうもありがとうございました。いのさんご本人からのコメントいただきましたのでここに引用させていただきます。 「素材提供者いのです 260E12年12万` 車検毎にLLC交換(純正でない事も有り) E280T8年10万` 車検毎に純正LLCと水道水に交換 LLC管理にそれほどの大きな差は無いと思います 大きな差は12年と8年の経年と乗り方に有るかも 260毎週土日に比較的長距離を走る、翌週までLLCは停滞 280ほとんど毎日そこそこの距離を走る、毎日LLCは攪拌流通 漏れは 260ヘッドガスケットからですが 280ヘッドボルトの緩みからが正解かも どちらにしてもMBのガスケットは国産に比べお粗末かも かもが多くてすいません 両車の交換はnさん修理日記2005年4月に・・・E280Tの場合 260Eの場合」 |