E500LTD エンジンハーネス・POSケーブル交換

1995年 E50LTD ドイツ本国仕様 95960km 2008.5

まずバッテリーの端子外しジャッキアップ。下にもぐることができてエンジンルーム上からも作業しやすい高さにウマで固定しました。

国内に在庫はなく本国より取り寄せ(入荷まで注文後8日間でした)

上画像、部品待ちの間POSケーブルから外し作業にかかりますが完全に外すと取り付けるとき取り回しを忘れるので部品が来るまでネジ類をゆるめる程度にしました。

ありとあらゆる場所が狭く手が入らず。この配線を固定しているボルトやビスを外すためステアリングダンパー近くにある補強ブレースやアイドラーアーム周辺のヒートシールド外したりで2時間くらいかかってしまった。

エンジン・ミッション連結部分あたりにPOSケーブル取り付けのグロメットがあり。2面幅17mmのナットはかろうじて小さいラチェットが使えました。

セルモーターにある2個の端子をゆるめる

1つは13mmのナット。もう一つは板ラチェットで+2のビスをゆるめる

コントロールボックス奥のターミナルブロック、ナット2個ゆるめる

17、8 はPOSケーブルの端子。数字はナットの2面幅mmです

ドイツ仕様なのでエンジンオイルクーラーの配管が邪魔です。

手が入らないのでゼンサー2個の差し込みはロングノーズのラジオペンチ使いました。

オルタへのB端子・D端子・オイルプレッシャーセンサー・オイルレベルセンサーへの配線もボロボロ。ちょっと触っただけで粉のようになります。

オルタのB端子は8mmナット。エンジンマウント後方から300mmくらいのエクステンションで ゆるめた。

D端子は13mmです

部品入荷後まず、古いPOSケーブルをエンジンルーム側(上へ)引き抜こうとしたが途中引っかかり手も入らず・・・考えを変えて車体下側へ落とした。

黒いゴミがたーくさん降ってきました。これ ぜんぶ被服とコルゲートチューブの劣化したヤツなんです。

上:新品

下:ボロボロの

新しいPOSケーブル取り付ける場面。先端は引っかからないようテープを巻いてATレベルゲージ隣から下へ差し込んで下から引っ張って。

POSケーブルはオルタネーターへ2本。その近くオイルレベルなどのセンサー2箇所。セルモーター2本。配線の固定グロメット2カ所だけ。

あとは古い配線と同じ取り回しで固定しポジティブケーブル交換は終了。

オイルが漏っていたヘッドカバーのガスケットがちゃんと入っているか点検もしました。(矢印)

ここから:

いよいよエンジンハーネスの交換

この作業を開始する直前にハーネスの固定方法など画像に収めておき取り付けるときはそれを見ながら・・・。役に立ちました。

古い配線の被服がハガレ落ちたエンジンハーネス

ここでも新しい線に置きかえてゆくだけ。

特に難しい作業ではありません。

外す前に画像を撮影し記録しておいたのが後に役立ちました。

バルクヘッを貫通させて。

矢印のプラスチックグロメットは8mmのボルト外して左右2分割出来ます。

最後にコントロールボックス奥の端子へ接続。