E500LTD ステアリングギアボックスからのオイル漏れ 2008.10.28 98056km
2008年10月車検整備の段階で見た漏れは結構ひどくコントロールアームのブッシュまでオイルまみれなのでリペアキットを入手し
分解・オイルシール交換に挑戦しました。
事前に「たぼさんのページ」で学習しましたが036用はステアリングからのインプットシャフト側カバーにスラストベアリングが使われていて
そこにプリロードかけているナットを外すためSSTの作成など予定していなかった作業があり時間もかかってしまい大変な作業でした。
1995年 E500LTD | |
2柱リフトを借りて作業開始です | |
ステアリングギアボックスからオイルが漏れてピットマンアームからコントロールアームブッシュ・アンダーカバーなどがべっとりです | |
EPCで必要な部品を特定したり全体の構造を見たりしました | |
リペアキットは124 460 79 01 ¥13000ほどで購入 | |
左フェンダー内部のマウントボルトには事前にWD40を吹いておきました。 Xはコントロールアームのブッシュまでオイルまみれの様子 |
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ステアリングギアボックスのインプットシャフトAのオイルシールから一番多く漏れていました。○印しはオイルのしずく。 Bのボルトを外してステアリングギアボックスを車体から降ろす前にセレーションの位置をマーキングしました。
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オイルポンプからの配管を外すので左フロントエキゾーストパイプを外しました。 17と19は配管のバンジョーボルトで2面幅(mm)です。ヒートシールドがあるので外すのは大変でした。 |
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ピットマンアーム、ステアリングダンパー、車体のブレースバーなどを外しました。 次にマウントボルト2面幅15mmを3本、ステアリングコラムからのユニバーサルジョイント・油圧配管を外し狭い所からギアボックスを降ろしました。 漏れ箇所は2つあります。 |
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構造を見て分解しました。 13がステアリングからの入力で、その奥にあるオイルシール交換しないといけません。 そのためスラストベアリングのプリロードを決めているBナットを外す必要がありました。それにはCの穴に入るSSTを作りBを押さえた状態でAを回すことに。 |
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実際の画像です N2が上のB N1が上のAです Kは12のエンドカバー |
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これが急ぎで作ったSSTです | |
各部分の寸法を書いてみました(多少の誤差があると思われますので参考程度に) リペアキットのオイルシールでいくつかは交換出来ない物がありましたが多く漏れていた部分のシールは全て交換し無事組み立て出来ました。 全体を塗装すれば良かったのですが時間もなく車体に取り付けました。 |
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エンジンルームのパワステポンプへ純正オイルを満たしドキドキでエンジン始動!エアーを噛んでものすごい音がしましたがオイルを補充しながらステアリングホイールを左右に切り数回に分けてオイルを補充。音が静かになった時点で試運転へ・・・ 試運転の結果ステアリングホイールのセンターがズレていましたがタイロッドで調整。 ステアリングホイールのあそびも少なすぎて過敏だったのでステアリングダンパー外してからピットマンアームシャフトセンターのアジャストボルトを時計回り方向へ閉め込んで調整。丁度良い感じになりました。 その後3日間様子を見ながら乗りギアボックスからの漏れを点検。無事オイル漏れが止まりました。 お疲れ様でした。
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