W220 S55AMG ダンパーストラット・ロアアーム・ラジアスアーム交換  MY2001 走行125000km

走行中 右フロントからカコカコ音が出ます。直進性もW220らしくありません

調べたら 右フロント ロアアーム(スプリングリンク)の車体側ブッシュが割れていました。

ロアアームを外そうと ダンパーストラット下の固定ボルトin=HEX 5mm M8がどうしてもゆるみません。完全に錆びています。

左右共に錆びています

そりゃーいろいろやりましたよ。ショックドライバーから140Nmのインパクトまで・・・
でもびくともしません。困りました。


折れたビット ハゼットもスタビレもポッキリ! 国産のはねじれて終わりでした

悲劇はさらに続きます。油圧のホース クイックロックがサビで動きません。W215よりひどいです。


ロアアーム+ダンパーストラット+油圧ABCホースぜんぶ一体で どうにか外しました。
これ、ぜんぶだめな部品です。


そして外したダンパーストラットもアッパーマウントが減ってガタガタでした。


さらにナックル側 ボールジョイントもガタガタで要交換


交換後のボールジョイント


左のハブも回転が滑らかでない。開けたら焦げたにおいが・・・


アウターレースがガタガタ これは衝撃があった証拠でしょうか??


ベアリングの打ち替え


クリアランス調整


ドイツから部品が届きました。

ダンパーストラット左右
ABC油圧ホース 左右
スプリングリンク左右
ラジアスアーム左右
ボールジョイント左右


ようやく組付け


1Gでアーム類の締め付け


プランジャ・ストロークセンサー キャリブレーション


タイロッドは交換しなかったが 念のためトーイン調整


そして診断すると


なんとEGSのエラー


エンジンルーム左にあるEGS-CUのコネクター抜くとオイルでべっとり!


基盤もオイルまみれです。洗浄し 乾燥


原因はガイドブッシュのOリングからATFは配線内部を毛細管現象で伝わったせいでした。


新品のガイドブッシュ このへんは常時在庫しています。


ようやく試運転 そしてオイル漏れの確認でOKとなりました。

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