シトロエン C3(A51)の整備 ATF交換 16000km 2014.7.10
我が家の もう一台 シトロエンが初回車検を迎えました。走行距離は2万kmに届かず新車のニオイすら感じるほどの
コンディションですが、通常走行していて1速から2速3速へと変わるときほんの少しだけ時間がかかるような気がしました。
AL4というミッションは早めのATF交換がいいような情報もあるのでATF交換をやってみました。
メーカーの推奨は3万kmごとにATF交換となっています。
まず、インテークエアダクト外して 画像Bのボルト外すとAのダクトを上にずらすことができました。これで手が入るスペースをちょっとだけ作れます。
○のところがATオイルフィーラーボルト。
暖機運転の後 暖かいうちにドレン ボルト外してATF抜きます。ドレンボルトの奥にはさらにオーバーフローパイプがあるので
それも8mmHEXで外します。これで約3.0LほどのATFが抜けました。
結構汚れています
新油を入れます。
抜いたら新油を入れエンジンを回し また抜いて新油を入れる。これを繰り返しました。
右は最初抜いたもの 左に行くほどきれいになってゆきます。一番左は3回目に新油入れオーバーフローで抜いた分。
交換後は確実にキレのある素早い変速となり 2万kmに満たなくてもATF交換は必要と感じました。
今後は車検ごとに交換しようと思います。
前輪ブレーキも徹底的に出すと除去 掃除して
新しいブレーキグリス塗布して組み立て
リアブレーキも同様にお掃除
ブーツの破れやダストシールもチェックしました。
すべて整備が終わり ユーザー車検にて。
ヘッドライトの光軸ですが上下調整はあるが左右調整はありません。それでも範囲内に入っていたので合格しました。
整備資料(交換は3万km走行ごとに)
ATドレンボルト 33Nm
オーバーフローパイプ 0.9Nm
オイルフィーラープラグ 24Nm
ATF総容量 5.8L
ドレンからの抜ける量 約3.0L
オイルレベル点検
車両は水平
オイル温度60℃でアイドリング
ATFを0.5L入れオーバーフローパイプから流出後 連続したしずくになったときドレンボルトを新品のシール使い締め付ける。