W124 後期用 無接点OVPリレーへの交換 1994年 W124 E280japan LHD 98800km 2009.5.30

我がE280もすでに15歳・・・2002年にはエンジンハーネスとOVPリレーは交換済みで好調。webページで知り合った多くの方からも試乗してもらい「状態が良い」という評価をいただき2008年にはジャーマンカーズの取材なんかを受けてちょっと調子に乗っているとはいえ出先で突然のエンストという最悪の事態も心のどこかで覚悟したりしています(冷や汗;;) 当然JAFには加入していますしトランクには工具とスペア部品などが散乱し「もしも」の時に備えてはいるつもり。 でもやっぱり できれば レッカーのお世話にはなりたくないわけで。正直言えば。はい。

2009年の5月GWにY本さんからエンストや不動車になる不安をある程度解消可能な「 無接点OVPリレーと無接点燃料ポンプリレー」を教えてきただきました。お話しによるとエンジンのトルク感も向上しすばらしく快調になったとのこと。

自分のクルマでは幸い不動車になることは経験していませんがハンダのクラックや接点損傷での不具合などは昔から多く聞きますので試しに使ってみることにしました。。

下記参考画像は2000年G55AMGのベーシックモジュールリレー、ハンダのクラックです 。こんなことがOVPや燃料ポンプリレー内部で起こる可能性は高いと思います。(あくまでも予測であり想像のお話しですが)


早速ヤフオクで「W124 無接点OVPリレー」で検索するとスグに見つかり 落札後の連絡で手持ちのリレー2種類を送り数日後「無接点化」されたリレー2種類が届きました!

矢印の青い●は取り付け用の穴を新たに開け直した部分です。

仕事でドタバタしていて・・・入手後しばらく日にちが過ぎましたが取り付けにかかります。まずバッテリーを外して純正部品のOVPを外します。
(これはもしもの時の予備としてトランクへ)

無接点OVPリレーは純正と比べちょっとおデブなので同じ位置に取り付けるためねじ穴の位置を変え大きくしました(6mm)
これで8mmのディープソケットが入ります。

サクサクと取り付けバッテリーも載せエンジン始動したら・・・ガーン!ABS警告灯が点灯!

冷静になって色々考えてもABS警告灯が点灯するはずがないし・・・

診断機で見てもらったら・・・何と この年式はDASのメニューにABSの項目がありませんでした〜!

再度取り付けを見ると○で囲んだコネクターがしっかり入ってなかったようです。お恥ずかしいミスです。

今度はちゃんと確実に奥まで差し込んで・・・

おー! 無事警告が消えました〜!

アイドリングでのタコメーター針が以前より安定しているように見えます。元々好調なyama号ですから大きな変化はありませんが突然のエンストという心配が多少でも少なくなると言う安心感があります。

今度はバッチリなので純正位置へ固定。(左ハンドル車の画像です)

無接点化燃料ポンプリレーも定位置に収まりました。

2009.6.7追記

取り付け後、高速道路を中心に150kmほど走りました。

心なしかアクセルペダルへのツキがいい感じで中速トルクが増えたような気がします。

よく考えてみれば燃料ポンプの場合いくらポンプが元気に回ってもレギュレーターで圧力は調整されるので燃圧変化があるとは考えにくいです。

一方OVPを無接点にすることで接点がある状態よりも電圧の降下が少なく それが好結果を生んでいるのでは?なんて想像しています。

NAVIのハードウエアモニターで電源電圧を見るとアイドリングでは12.2Vあたりを表示することが多いですがオルタは13.8Vくらいを供給しているはず。この差が電圧降下であり古い部品の低効率を物語っているようにも思えます。

過電圧はいけませんが既定値以内の電圧なら正常な範囲の中でも「高め」が作動のレスポンスも良くエンジンフィーリングも良くなるような気がします。

2009.6.15追記

装着後2週間経過しました。通勤グルマじゃないので週一でしか乗らないケースも多いyama号ですが気づいたことは「エンジン始動が素早くなったこと」です。いままで一週間ほど乗らなかった後はIGキーを2の位置にして燃料ポンプ作動音を聞き、その後セルを回し2秒ほど回して始動していたのですが今では毎日動かしているときのように瞬時に始動するようになりました。やはり燃料の気化と点火がすこぶる健康な感じがします。


回し者ではありませんが今回この無接点化リレーを作っている「小さな町工場のプロジェクトX」 AGさんのブログはこちらから

また「ヤフオク」でのコメントと画像を引用させていただきました。(下記画像及びコメント)

御好評の弊社製品「W124 後期用 無接点OVPリレー」が弊社内での再検討の結果、お求め易いお値段にて提供出来る様になりました。

本製品は2006年2月の発表以来、純正リレーでありがちな接点故障を本製品では無接点化することによりリレートラブルによる突然停止といった故障を皆無にし、CPやインジェクションシステムへの供給電力ロスを極力下げることに成功致しました。

尚、製品性能につきましては従来品と比較致しまして劣る部分は御座居ませんのでW124後期モデルのユーザー様には大変お買い得かと存じますので是非この機会にお買い求め戴ければと存じます。

【改良、変更点】

〔1〕OVPリレーの接続端子部分をノーマル品の流用としました。

〔2〕制御半導体及び実装面部品を更に小型化することでコスト削減。

〔3〕製品販売方法をノーマル品下取り方式とさせて戴くことでコスト削減。

〔4〕製造コスト削減分を販売価格に大幅に反映。

管理人より:ここまで読んで興味ある方はヤフオクで検索してみてください。

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