ヘッドカバー塗装 後編 (ネジ山修正 リコイルキット使用) 作業日 2005.7.5

オイルフィーラーキャップ交換 2005.7.29追記 84000km

ここまでバラすのは手馴れたもの。切子が入らないように各部分をテープで塞ぎエアーインテークダクトもウエスで塞いでおきます。

 

 

矢印:これから修正するネジ穴・・・リコイル使うため下穴6.3mmのドリルで深さ30mm空けました。

右下のネジ穴に銀色の粉末が詰まっているのが見えます。(大丈夫だった4箇所は)穴の中をホジホジしエアーガンで吹きM6のタップを慎重に通しました。

リコイルキットに入っていた説明書

1、6.3mmのドリルで(今回は深さ30mm)穴を広げる

2、リコイルキット付属のタップでネジ切り

3、穴をエアーガンで掃除してからリコイルを専用工具でねじ込む

4、ボルトの入る深さを慎重に見極め丁度良い深さにリコイルを置き去りにする。(斜めに入ったり深く入れすぎるとダメになるので注意が必要)

慎重にタップを立ててからリコイルの挿入

拡大図:こんな感じでステンレス・スプリング状の物をねじ込んでいきます。ちょっとでも斜めですとダメなので何回も確認しながらゆっくり入れていきます。

ある程度入ったら深さを決める作業が大変でした。1回転まわすたびIGコイルカバーを載せボルトを差し込むという確認作業。

OKの深さまで挿入には10回ほどくり返しました。なにしろこれ以上失敗するわけにはいきません。

 

IGコイルを取り付けたところ(^^)

心配なハーネスはまだ十分柔らかいです。

完成!うまくいきました。あーヨカッタ(^^)

塗装もきれいになり満足度高いです。

 

数日後点検するとフィーラーキャップからオイルのにじみを発見!

今回の作業前はほとんど無かったのに・・・

キャップのパッキンが当たる面もオリジナルの塗装を落としたため均一ではなくちょっとデコボコがある・・・これが原因か?

試しに新品のキャップをフリーランさんから調達

Maxレベル以上オイルの入れすぎはエンジンにダメージを与えます みたいな注意書きがある純正品

品番111 018 03 02 FILLER CAP

なんのことは無い新品にしたらピタリと止まりました!
 

痛めてしまった(いじり壊した^^;)メスネジ修正用のリコイルキットです。

これを試しに使ってみます。

M6 P-1.0用で10個入り\5000弱。結構高いです(__;;

別に6.3mmのドリル・それからタップハンドルも必要