アイドラーアームブッシュ(Intermediate Lever) plain rubber mount 交換
 2003.3.18 72787Km

半年ほど前に交換する予定で途中まで作業をしましたが、ボルトがエキゾーストパイプの当たり どうしても抜けずに挫折していました。
大きなガタは出ていませんがゆすると 0.5mm以下ではありますがカタカタと若干のガタはあります。

 今日は友人の修理工場で2柱リフトが空いていたので借りての再挑戦です。最初からセンターマフラー を外すつもりでボルト ナット共用意しました。

アイドラーアームリペアキット 124 460 01 19 (18EURO Speed) febi製
ボルト エキゾーストパイプ > センターマフラー 129 990 03 10 4本
ナット  エキゾーストパイプ > センターマフラー 000 990 25 52 4本

 

アンダーカバー外してからヒートシールド2面幅10mmボルト2本緩めて外します。次に

Aはエキゾーストパイプ > センターマフラー固定ボルト。2面幅13mmエクステンションを使い緩めます。

Bはアイドラーアームナット 2面幅24mmボルトも同じく24mm。

Cのパイプにボルトが当たり上に抜けないので苦労します。

センターマフラーのサポートマウントボルト(矢印)2面幅13mm、2本外します。さらにパイプを固定しているナット12mm 2本緩める。

エキゾーストパイプ > センターマフラーのフランジをプライバーでこじったらボロンと抜けました。

テーパーになってはまっています。

手作りのフック式スライドハンマーを下側のカラーにかけてハンマーで叩いて抜きます。その後下からピンポンチでたたき上側を抜きました。
マフラーを手でヨコにずらしボルトが無事引き抜けました。

左 外した物。ラバーの部分がつぶれていました。

右 新品!

新しい部品取り付け。

じゃまなマフラーを横にずらしながら、なんとか組み立て成功。ナットの締め付けトルクは150Nm

組み立てはエキゾーストパイプ > センターマフラーのフランジを軽く締めてからセンターマフラーのサポートを固定、締め付けますが どうしてもマフラーが重みで下がってしまい水平に固定できず 一人助けを呼んで押えてもらいながら締めたらうまく行きました。その後各部本締め。

せっかく用意したエキゾーストパイプ > センターマフラーのボルトは新しいのを使いましたが、ナットはどうしても外れず 古いままです。それほどひどくサビてはいませんしネジ山もちゃんとしているのでOKでしょう。

 


今回自作したSSTです。スライドハンマーの代わりになります。
早速試運転!最初のコーナーで、やや重めのしっとりとした感じ・・。直線での落ち着きと遊びの少ないソリッドな感触です。微舵応答も文句なし。きっと新車のときはこんな感じだったのかなーと思うくらい良くなりました。

2009.10.6追記:LHDでもE500/500Eでもマフラーを外す必要はありませんでした。
 下側ナットを外したら下側ブッシュを抜き、ボルトをちょっと浮かせ(抜く方向へ)上側のブッシュを抜けばボルトが斜めになりますので抜くことが出来ます。マフラーやE500の場合セルモーターは外さないで出来ます。

この作業でボルトが上に抜けない場合エンジンマウントがつぶれている可能性があります。LHD車の場合右側のエンジンマウント上側のボルトを外しエンジン全体をジャッキ等で持ち上げれば数センチ間隔で隙間を作ることが出来ます。

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