2010年9月22日 念願のガレージ兼修理工場建築に着手しました。

まず地盤改良+整地ということで大量の土を重機で取りました。その量は10tダンプ20台分にもなりました。

ここの地盤は石が多く硬い地盤で水はけもよく改良の必要はまったく無いとの結果が出ています。

冬は2m以上の積雪もあるので基礎コンクリート外側へ壁を作っています。高さ130cmくらいです。
雪国は建設もコストかかりますね。

10月8日:コンクリートの流し込みでした。

工場はカタワクが外れ土間と周辺外構になります。

ようやく周辺の処理も決まり土間の下地が完成。

床コンクリート流し込みました。

土間コン打ってから今日で8日。
まずリフトの位置を決めケガキました。

施工は片側6本のM16アンカーボルトで画像のベースを固定してそこに支柱を立てます。

一気に19mmのドリルで穴を開けても精度が出ないので3mm→6.4mm→8.5mm→12.5mm→19.0mmの順でドリルの刃を替えながら深さ100mmの穴を12箇所開けました。

今回は強度が高いケミカルアンカーを使うのでボルトを設計値にカットしてダイスで修正までやりました。

床全面の塗装もやりたいんですが天候が不安定なのと気温が低くコンクリートの乾燥がイマイチ進みません。

リフトのベース固定作業やりました。
土間にケガいて振動ドリルで穴を開けました。全部で12個

下に見えるのは穴の中を掃除したワイヤーブラシ。何回もワイヤーブラシで掃除しエアーダスターでコンクリートの粉を飛ばします。
この作業が固定後の強度を決めるとのこと。丁寧にやりました。

施工説明書に従いケミカルアンカーでボルトを固定します。
旭化成のMUアンカーを1箱買いました。結構いい値段です。

指定された直径のドリルで深さも規定通りに開けワイヤーブラシで中を掃除しエアーでキレイにした後、ケミカルアンカー挿入しボルトを打ち込みます。
初めての作業なのでちょっとドキドキ!

このように規定の深さ、直径の穴へガラス管のままケミカルアンカーを挿入し上から挿入深さを決めたボルトをハンマーで
打ち込みます。このときガラスや薬剤が飛び散りますのでゆっくりと打ったほうがいいです。
規定の深さに打ち込んだらボルトを180°ほど回し硬化剤と主剤の混合を促進させます。

すぐに硬化が始まるのでケガいた位置へ動かし中心を合わせます。
(穴は19mmでボルトはM16ですので前後左右に多少は動きます。

木片はボルトの挿入深さを決める自作治具です。

わずかな時間で強固に固まりました。ケミカルアンカーMU、旭化成メーカーの破壊試験結果引っ張り方向ではM16ボルトで
約9t この時点でコンクリートが割れるようです。

設計強度は1本およそ1.8tと見て打ち込み型のオールアンカーに比べても高強度とのことです。
土間コンクリート打ってからに時間がそれほど経過していないのでストレスの多い打ち込み型アンカーより少しは安心です。

片側6本で固定しますので強度は問題ないでしょう。

2010.11.13 アンカーボルトを固定したのでリフトを立てる前に床の塗装しました。

これは船のデッキなどに塗る2液硬貨型エポキシ系塗料です。
施工後タイヤの跡など残らずきわめて強固な塗装皮膜とのこと。水があっても滑りにくく工場の床としても理想です。
たぶんオイルをこぼしてもふき取ればきれいになるでしょう。

主剤に対して専用シンナー10%希釈し硬化剤を計量し電動のミキサーで念入りに混ぜてからローラーで塗りました。

混ぜてから3時間以内に塗り終わるくらいが丁度いいです。4時間くらいすると硬化が進み大変です。

床の塗装が終わった11月15日 いよいよリフト支柱のベースをアンカーボルトで固定。

シムを使い水平を出しながら左右の設計位置へ微調整しました。


2010 11月16日:いよいよリフトの設置です。

機種はBishamon NSA30 (門型 3tワイド)
慎重にクレーンを操作しています。
もちろん私は資格がないのでオペレーターの友人にお願いしました。

まず、従動側ポストを立てました

アームは人力で・・・これだけでも30kg以上あります

金属製 作業用台も同時購入しました。

駆動側ポスト

ポストにベルトを巻いて(専門用語では”いわしをきる”)立てました。

ビームの組付けですが・・・・

最初、左右逆に組んで・・・・・(泣)
また外して左右入れ替えることになってしまいました。不幸中の幸いでチェーンをビームに通す前でよかった。

このチェーンが重く(3tを上げるので当然ですが)取り付けが大変でした。

ようやく完成しました。ベースとポストの間にスペーサーを入れ垂直に微調整し左右キャリッジの高さも調整しました。

ちなみにベースを固定しておいた左右の位置(平行など)は完璧でした。誤差は5mm以内に収まっています。

ビームには上限ワイヤー取り付けターンバックルで微調整。
油圧システム用オイルは抜いてありました。専用オイル「コスモハイドロAW32」は容量8Lでファンネルを使って充填
三相200Vの電源繋いで全部の作動テストで最終確認→OKでしたー!

2010.11.25 いよいよ鉄骨の組み立てです

 大型トラックに乗せられた材料が降ろされていきます。

せっかく塗装したので汚れキズ防止の養生シート張りました。

2010 11月25日 天候に恵まれました。

自宅2階の窓から撮影してみました

天候にも恵まれました。仕事が順調に進みます。

骨格が完成

材木は入り口ドア周辺や窓の枠になります。

ドアの固定枠も自作で・・

これから防腐剤を塗ります

駐車場をローアングルで撮影するとヒドイことになっています。下水配管への接続工事などでデコボコ・・・

ガレージ・駐車場・自宅 全面的な見直しが必要と判断しました。

2010.11.29 駐車場の舗装全面張替え工事です。

2010.11.29/30,12/1 3日間かけてアスファルト舗装完了しました。

ここからはロータス乗りの"sasa"クンが外壁工事やってくれました。早くてきれいな仕上がりに感激です!

外壁工事の間、ぼくはもっぱら中の断熱材を貼ったり・・・

足場が外れて外壁完了!色はブリリアントシルバーです

内部はまず電気工事やってもらいました。

その後配置を考えながらDIYで棚など作りました。

だいぶ出来上がってきました。万力台も特注のH鋼製です。

工具もだいぶ整理が進んで・・・

2010 12月15日 完成!

早速yama号の点検整備中


ポリ缶を使ってオイル受けを作りました。高さ調整もできます。
早速yama号のATF交換に活躍!


E55AMGのエンジンマウント交換にはミッションジャッキが活躍しました。ML800という機種です。スタビライザーを外すときも下から支えることができて重宝しました。
このミッションジャッキはヤフオクでゲット。サビと塗装の剥がれがあったのを清掃し全塗装。


sr_188さんにお世話になり30tの油圧プレスも設置できました。バイス台もともにアンカーで固定しました。

ここでは兄のメルセデス(7台)と自分のW124/W168を中心に整備していきます。

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