TOYOTA タウンエース NOAH エアコン修理 (1997年式 80302km)

冷媒漏れがあり補充してもすぐに漏れてしまうという症状

一応電装屋で見てもらい蛍光剤を投入してありました。


紫外線ライトでアチコチ探すと車体下(矢印付近)リアエアコンへ繋がる配管が着色しています。どうやらフロントタイヤがハネ上げる水しぶきが直接「露出のアルミパイプ」へ飛び冬期は凍結防止剤がパイプを腐食させたようです。


部品(リアエアコンへ繋がるアルミ配管)は高価なことと後席の使用頻度低いとのことなのでリアエアコンを殺すことに。
(配管の溶接とコンプオイル・冷媒充填のみで安く修理出来ます)

リアへ繋がる配管をと中でカットし溶接によってパイプを塞ぎました。
上画像:大きい○は低圧RL 細い高圧側はRH 車体の下でカットしてあります。


現在の走行距離は8万km


ここで真空引き:漏れが無いかテスト


コンプオイルはND-8を30ccのみ補充


真空の維持が完全なので冷媒を充填。800gで満足のいく冷えとなりました。
(リアエアコンをカットしたので冷媒量もゲージ見ながらの作業:経験が必要です)

その後オーナーから「冷えの良さ」を報告いただき安心しました。

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