ステアリングホイール交換(2002.11.26 70800Km)
10月のミニオフ 時「GUNさん」のW201に試乗させていただきました。その時付いていたステアリングホイールが「なんか イイ感じ」だったので聞いたところW210の直径390mmの物でした。W124の標準は400mmですがこのわずか10mmの違いは思った以上でハンドル操作もやりやすくなります。自分のはやや テカリ も出ているので程度の良い物を探しました。その後
オークションでW210の純正(390mm)、かなり新しい物を ゲット!キレイなハンドルは気持ちいいです。
2004年6月18日追記と変更: MB-NETの掲示板でasoboさんから情報をいただき大幅に変更しました。日ごろから正確な事をを伝えたいと思っている私にとって識者の方々からいただく情報によりこのページが少しでもレベルアップ出来ることにとても感謝しております。ありがとうございました。
上から1/2ブレーカーバー
10mmHEXソケット
T30トルクスロングソケット
(MBのSSTナンバーは 126 589 00 10 00)
1/4ラチェット
トルクレンチ(50〜110Nm)
配線を抜くニードル又は細いドライバー
ラジオペンチ
作業にあたっての注意事項と手順
1、ステアリングホイールを水平にし(フロントホイールは直進状態)ステアリングロックをかみ合わせます。
2、シートを後ろに下げ 電動テレスコピックスイッチでハンドルをいっぱいに出し エンジン停止>バッテリーのマイナス端子を外す。
3、トルクスT30レンチでハンドル裏2箇所のボルトを緩める>エアーバッグが外れます。ネジ部分はM6
4、ロック機構に過度のストレスを与えない為にステアリングを保持しセンターのボルト(10mmIN-HEX)を緩める(助手に支えてもらうといいでしょう)
交換時にエアーバックとホーンの配線を元通りに戻すまではキーをONにしてはなりません。 途中でONするとSRS警告灯が点いてHHTでリセットしないと消せなくなります。もしSRS警告灯が点いてしまった場合リセットの方法は95年モデルを境にテスターが必要か自分で消せるか分かれるそうです。すべての配線が終わるまではバッテリーのマイナス端子を接続しないことです。
@エアーバッグへのコネクター(引っ張れば抜けます)
Aハンドルを固定しているセンターのボルト10mmHEXとブレーカーバーで緩めます。かなり固いです。
締め付けトルクは80Nm新しいボルトを使うようになっていますがロックタイトを塗布し再利用しました。
BCはホーンの配線 コネクター は抜け止めの出っ張りがあるのでそこをニードルで押すと抜けます。
W210のステアリングはホーンの配線を通す穴がBのグロメットを2つとも使うようになっていますので手持ちのゴム製グロメットをはめて配線を通しました。
センターのボルトを外したらハンドルは簡単に抜けました。するっと言う感じで力もいらず・・。(^^)
Dはセンターを決める合いマークです。ステアリングシャフト側にもマークがありますので両者をあわせて組み込めばOKです。
94年のW124エアーバッグ(右)と97年のW210のエアーバッグ・・同じでした!
パーツナンバーも同じです。
直径390mmのW210のステアリングを取り付けた状態です。
試運転でのチェック
●ターンシグナルがちゃんと戻るか?
●ホーンが鳴るか?
●直進時ハンドルが傾いている場合はセンターのスプライン1ノッチ までは移動出来ますがそれ以上はターンシグナルが正常に戻りません
●左右にステアリングをいっぱいに回しSRSインジケーターが点灯しないかチェック
●ステアリングホイールの位置(斜めになっている場合は センターのスプライン1ノッチ ずらすことは可能・・それ以上の傾きはホイールアライメント調整が必要
左画像は交換前のです。いずれも純正でエアーバックも共通、ただ直径が10mm違うだけなので見た感じはいっしょです。(^^)
しかし運転するといいですよー!おすすめです。
そういえば以前から保管していたE500LTDの古びたステアリングがあるのを思い出し「皮の巻き直し」したらよくなるかも・・・。早速専門の業者さんへ聞いたら「エアーバック」のツヤも合わせたほうがきれいに仕上がるということでリペアをお願いしました。出来上がりは十分満足できるすばらしいものでした。
とにかく丁寧でステッチもきれいな仕上がりです。
ちょっと暗い画像ですがイイ感じの出来上がりでした。太すぎず細すぎないグリップと手になじんでしっとりとした感触。手のひらとの摩擦音もなくなりました。
たぶん純正品より皮のクオリティーは高いと思いました。