タイヤチェンジャーとホイールバランス  2012.6

以前からタイヤチェンジャーとホイールバランサーを導入したいと考えていました。
ヤフオクなどを見ると中古機器なら比較的安く買えそうな感じ。先輩かたがたにも相談しタイヤチェンジャーは新品を、
ホイールバランサーは国産の中古品(アフターサービス・部品の供給・保守を考慮)でそろえることにしました。

今回の車両:yama号 W124 E280 MY1994 走行113000km
タイヤ BS レグノ GR-XT 2012年第14週製造 195/65-15
アルミホイール Mercedes Benz純正 8穴 6.5J-15 ET44


タイヤチェンジャーが運送会社の営業所止めで届きました。梱包は2つで合計480kgだそうです。
1.5tトラックにフォークリフトで積み自宅へ到着後フォークリフトでおろしました。


本体以外は組み立てる必要があり、アームの支柱だけでも100kgくらいあるようで2人がかりでようやくという感じです。


サポートアームも重かった。

電気配線(3相200V)をやりエアー配管の接続+マウントアームの微調整など数日間。

どうにか完成し試運転は yama号  W124 E280のタイヤ交換です。


今回トータルバランスの評価が高い BS REGNO GR-XT 195/65-15を選択
純正の アルミに組付け。


このバランサーは「東洋精器工業株式会社」製で2004年の中古品です。
取り扱い説明書の請求と技術的質問があったので直接技術担当の方とお話ができました。
当方、メルセデスベンツのタイヤ交換が多いのでそれに適した方法を伺ったところコストの兼ね合いで
ダブルテーパーコーン方式での取り付けを推奨されました。

それに従いドイツ ハベカ社のコーンを取り寄せ旋盤でベンツ用に加工して使うことにしました。

下記のようにハードスプリンングとテーパーコーン1でアルミホイールのハブ穴をセンタリング。
外側からもテーパーコーン2でセンタリングしながら押しつける方法です。


REGNO GR-XT タイヤの精度も高いようで、ウエイト最大で15g を要求されたくいらいです。
回転させてトレッド面を見ても真円度高いと思います。

yama号が113000km時に装着後200kmほど走ったので高速道路で速度を上げてみました。どの速度域でもステアリングに伝わる振動は皆無。
今まで装着したタイヤの中で一番真円度が高くバランスも完璧でした。ヘビーウエットはまだ走っていませんが全体の印象はGoodです。
(静かで滑らか・段差などの入力もマイルド・クセのないステアリングフィール・しっかりとした感触・ダンピング、サスとのマッチング良し)
速度記号がHですが、それさえ問題にしなければだれにでもおすすめできるタイヤと思います。

テーパーコーンは53mm-80mmまで対応できますのでメルセデス以外にも高精度なバランス調整が可能です。
タイヤ交換・ホイールバランスは予約制で承っています。ご相談ください。

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