私にとってはじめてのカーナビ。選んだ機種はDVD オンダッシュタイプの Pioneer
楽ナビ AVIC-DRV220 です。あるカーナビ専門誌によると「楽ナビは、パイオニアが先進技術を駆使して作り上げた「サイバーナビ」の技術を普及価格にまとめ専門的になりがちなインターフェースを初めて使う人でも使いやすい構成にして作り上げた。」とあります。コストパフォーマンスは十分高そうです。その昔カーナビが登場したころキャッチコピーに「道は星に聞け」というステキな言葉がありました。
○2003年12月16日テスト走行約300km をし下記に追記しました。
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届いた「楽ナビ」と上は[RGB延長コード](本体をトランクに取り付ける場合必需品です) 都市部をめったに走らないのでオプションのビーコンユニットは付けません。またナビと連動したETCユニットもオプションで発売されています。 その他発展性ということでは carrozzeria のヘッドユニットや5.1chユニットを追加することにより高音質なDVDが見ることが出来ます。欲しい・・・ |
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とても親切で解りやすい「取り付け説明書」が同梱されていますので良く読んで事前に全体の手順を把握します。 本体からの配線をテープで巻いて「行き先別」に整理しておきます。 |
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早くキレイな作業のため外せる物はすべて外します。 まずリアシートは座面前端にある赤いレバーを押しながら引き上げると外れます。次に背もたれ部分下を覗くと2面幅8mmのビス3箇所で留まっているので外してから全体を上に持ち上げ外します。 |
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4 | リアアームレスト下あたりにあるビス | |
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トランクは内張りを外します。燃料タンクやリアショックアブソーバーのマウント、スライディングルーフのモーターユニットなどが見えます。 配線は矢印のところからリアシート側に引き込むことが出来ます。 |
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フロントシートを外します。 最初にヘッドレストを一番下まで下げてからシートを後ろにスライドさせて前側2箇所 2面幅10mmのボルト外す |
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7 | リア側レール固定ボルト外し レールを後ろ方向に引くと抜ける | |
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前にシートスライドさせてハイト調整で一番上げると後ろ2箇所のボルトが見えます。ラチェットがなんとか入り緩めることが出来ました。 #ここで忘れずにバッテリーのマイナス端子外します。もしもの時エアーバッグ警告等が点くと大変なので。 |
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次に配線を外します シート下のカバーはE方向にめくると外れる(引っかかっているだけ) Cコネクターを抜きDのコネクター2箇所も上方向に抜きます。 これでシートは車外に出すことが出来ますが結構重いので内装やボディーにキズを付けないよう注意します。 |
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抜けたコネクター ここで10年分のゴミいっぱいあったので念入りに掃除機かけました。100円玉2枚発見!! 運転席シートベルトアンカーとその上Bピラー根元のカバー、サイドシルカバーも外しておきます。(カーペットをめくる為に) |
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外したシート(裏からの画像は撮り忘れです) いくらか沈み込みが大きくなった運転席・・これを分解するのは時間が無かったのですが、試しに裏返しにしてS字型のグレーに塗られたスプリングを裏から数箇所力いっぱい押あげました。時間があれば表皮を剥し中のPAD(やしの繊維124 910 41 50 ファブリックシート用)を外して見たかったのですが残念です。 まぁ、これで沈み込んだ感じはほとんど無くなり張りのあるシートになりGOODです。 2005年12月:シートを分解し中のパッドを交換して好結果を得ました。レポートはこちらです。 また、シートに関しての補修などはEdyeさんのページ>メルセデス>24番、25番から詳しく載っていますので参考までに。
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カーステレオ本体裏から「車速パルス」「ACC電源」取る為本体を外します キズを付けないためにマスキングテープ貼って Bのパネル手前側から持ち上げ外す。 Aのビスを外せば灰皿手前までのウッドパネル 持ち上げれば外れる。 灰皿もここで外します。 |
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13 | 専用工具でカーステレオ外します。 | |
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上画像のリングが付いたTOOLを純正カーステレオの左右下側にあるスリットに差し込みます。すると画像のようにロックしている金具が引っ込んで外れるということが解ると思います。差し込む向きについても○の中を参照してください。 ちなみにワイパーブレードに使われている薄いステンレスの棒も使ってみましたが、ここには厚すぎて入りませんでした。 |
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配線を繋いでいるの画像 E280T「いのさん」からも接続についての情報をいただきました。Thanks ! 後で気がついたのですがバッテリー端子外す前にシフトレバーを「N」にしておけば作業がやりやすいようです。 遠い将来カーステレオ交換に備えてリアに行くスピーカーコードも一緒に引いておきました。また内装バラスのは大変なので・・ |
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純正カーステ裏に2種類のカプラーがささっています。これの大きいほう16ピンカプラーの黒/灰色が車速パルスです。 他にも参考になる車両情報はこちらにもあります |
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16 | 配線をトランクから引き込んで | |
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リアシート左下・・ここでトランクからの配線とカーステレオ、ナビのモニターからの線を繋ぎます。 バッテリーからの常時電源はドアロックバキュームポンプからいただきます。 矢印はモニターに行くRGBコード ピンクー車速パルス 赤ーACC 黄色ー常時電源 |
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18 | カーペットめくると丁度良い線の通路があります。これにより配線にストレスをかけることが無く安心です。 | |
19 | ちゃんとフタが出来る通路がフロントシート下を通りコンソールまで行っています。 | |
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TVアンテナはここ。イタズラが心配ではありますが通常はカギ付きのガレージにしまってありセキュリティーも作動しているので・・・ 後日このアンテナは取り外しフィルム式に変更しました。そのレポートはこのページ25番からです。
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21 | GPSアンテナはリアウインドウの下に | |
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ナビ本体はトランク天井に
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モニターは付属の「グーチョキパー」のパー型ステーを脱脂したダッシュボード上面に貼り付け。唯一気になることはモニターのデザインかも・・ 運転姿勢から前方を見るとフロントガラスからの視界は一切遮ることはありません。 説明書に従いエンジン始動>自宅の登録>チョット自宅周辺を走りましたがNAVIに載っていない道路がいくつかあります。最新の地図データが入っていると思ったのに・・まぁ知っている道なので問題ありませんが。 このNAVIは電源のON/OFF スイッチは無いので始動すると立ち上がります。 知らないところに出かけたくなりますね〜。(^^) |
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24 | 取り付けから一週間後 NAVIの「接続状態で見るとバッテリー電圧が11.8V しかありません。比重を計ったら1.20と少ないので自宅で充電しました。18時間ほど3Aほどの電流でチャージ>これにより比重1.26まで回復>NAVIの「接続状態で見るとアイドリングでの電圧13.2Vとなりました。 | |
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取り付け説明書によると首都圏を中心としたTV電波の強い地域は同梱されているアンテナでOKのようですが私の住む田舎では画像が悪く見れる状態ではありません。更にリアウインドウに付けてはみたものの 見た感じも気に入りません。 そこでウインドウ内側に貼るフィルムタイプのアンテナ(ブースター付き・ダイバーシティー4CH+FM-VICS出力付き)を購入。 早速取り付けに入ります。 |
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Cピラー内張りを引っ張って(お決まりのツメ一箇所折れたりして・・)外しアンテナの説明書に従いリアウインドウ内側両サイドに貼り付けます。 アンテナからのアースをボディーに落とすためリアウインドウ熱線へのアースと同じ所に固定。 アンテナ線は内張りの中を通しトランクに引き込む(このページ16番参照) |
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27 | 右も同じように貼り付けますがリアウインドウ熱線への配線こちらは+側なのでアンテナのアースは別の場所・ボディーへ固定 | |
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ブースターへの電源(ACC)やアース・各アンテナ線を接続したらNAVI本体の裏側はスゴイことになっています。配線だらけ・・・すべてタイラップなどで整理し固定>トランクの内張りですべて隠れます。 FM-VICSへの接続だけは別売りの変換コードが必要でした。 |
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ようやく試運転の日が来ました!(^^) 家内のお供で片道130kmのドライブ・・まず最初の目的地の新潟市内まで順調な案内で分岐店での精度もカンペキ! 至りつくせりの案内には脱帽です。高速道路の料金まで教えてくれるのは驚きました。まず第一のお買い物完了です。 私:「せっかくここまで来たのでスーパーオートバックスでチョットお買い物」というわけで「お出かけボタン」>Web上で調べた電話番号で検索025-274-8765>案内開始>>> しかーし着いた所は「回転すし!!」これにはビックリです(^^) すぐに携帯でスーパーオートバックス新潟店にTELしお店までの道順を聞き無事到着できました。NAVIのデータが古いのかな?今日のところは一勝一敗というところでしょうか・・
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2004.1.13: なんだかんだと苦言を呈してはいますが使いやすさ・測位精度共に大変気に入っていて 父のHONDA モビリオにも楽ナビ取り付けてしまいました。