上が抜いたブッシュ 下新品 メーカーはLEMFORDERで青い箱に入っていました。外した物と比べると部品番号の刻印やバリの付き方までほとんど同じでした。 矢印のカラーがブッシュの間に入っていたので下のアルミ製カラーは使わず最初と同じように組み立てることにします |
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新品のリペアキットとボールジョイントブーツリペアキット ブッシュは2種類あり、それぞれ前後が決まっています。また挿入の角度も指定されているので外す前によく記録しておくことが必要。 |
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上画像の短いカラーを10Mmmほど入れる | |
ホームセンターで買ってきたボルトとナット | |
これを使いブッシュを入れる 潤滑しながら少し入れてはボルトを締め付ける・・をくりかえし |
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マニュアルによると挿入の為の潤滑はグリスを使わず「ナフトレン溶剤」を使用するよう支持されています。真偽のほどは定かではありませんがロアアームボアとブッシュのラバーを密着させる必要があるためと判断し消毒用エタノールを使いました。 ブッシュのラバーが柔らかく中々入っていきません。全部で8個もあるので挫折しそうに・・いっそのことシリコングリスでも使おうかと思いましたが簡単にやり直しの効かない場所なので集中して頑張りました。1個入ったら要領がつかめだんだんうまく行くようになりました。(^^) 滑りが良くないのでゴムが中々入りません。プライバーの先端で押し込んでいるところ(この程度ではゴムが切れたりしません) |
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このように前後の別と挿入角度に注意 | |
なにげなくブッシュを抜いてから正しい挿入角度を忘れた場合ここからの画像を参考にされてください。 左:ボールジョイントの合いマーク(一箇所クボミあり) 下:ブッシュに付いているボッチの位置に注意 |
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スプリングシートが上に来るように置いた場合のブッシュにある「ボッチ」が解ると思います。 | |
上下左右に動かしながら少しずつ入ったら万力で締めこむ Aのボッチが前後の識別及び挿入時の方向を決める。 矢印Bのリップに合うカラー(SST 内径60mm外径70mm厚さ25mm)があれば効率よく押し込めるでしょう。 最後の2mmほどはプラハンで叩いて入れた |
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ボールジョイント 矢印の部分にサビあり・・・ |
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サビ・汚れ・古いグリスを除去し「水にも強い高性能チキソグリス」充填 右の白い缶がブッシュ挿入潤滑に使った消毒用エタノール |
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新しいブーツを付けてロアアームのリペア完了 | |
ボールジョイントとの連結部分(割れているところ)に 水が入らないようシール剤塗布 その後ロアアームを車体に取り付け ボールジョイントを先にはめ込み次に車体側を取り付けた |
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ロアアームにジャッキをあてがい押し上げながら最初に測ったロアアームの角度まであげる | |
マウントボルトをある程度まで締め、マーキング位置にあわせる | |
ロアアームの角度を維持した状態で規定トルク120Nmで本締め
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慎重にスプリングを置き、スプリングコンプレサーを開放し取り付け ブレーキローター>キャリパーの順で取り付け |
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スタビライザーブッシュ 上は安いOEMでひびが入っていた 下純正新品 内側に布のようなコーティングあり(ナイロンテフロンコーティング)動きを良くしている模様。 |
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スタビライザーを仮止めしたらジャッキを下ろしサスペンションに1Gがかかる状態で本締め 取り付け時M8 二面幅13mmナットの締め付けトルクは20Nmですが新しいブッシュの場合規定トルクではブッシュ固定ボルト(4本)がキチンと奥まで入らない場合があります。私も規定トルクで締めたにもかかわらず1万kmほど走行しブッシュが落ち着いてくると若干締め付けが相対的に弱くコーナーを曲がるたびに足回りからコツコツ(場合によっては大きな音でパキーン!と)と音が出ます。経験からですがこのナット(M8 二面幅13mm)は25-30Nmほどで締めたほうがいいようです。 これでほぼ完了 お疲れ様でした。
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交換後のインプレッションといきたいところではありますが、まだスタッドレスタイヤということと ほとんど乗る時間がなかったりしますので後ほど印象を追記しますです。 あっ!そうそう。近いうちにアライメント調整もしなくてはいけません。 |