W124 E280 エアコンコンプレッサー交換 2015.5. 123000km

2015年 春 
エアコンコンプレッサーのマグネットクラッチ付近から高圧側ホースが全体にオイリーな感じ。もしや・・・と思い紫外線ライト当てると漏れ感知用に入れてある蛍光剤がコンププーリーから周辺に飛び散り黄色く光って反応しました。昨年も一度冷媒を補充しているので どこからか漏れているというのは認識していましたが・・・・!

これは ほぼ間違いなくエアコンコンプレッサープーリー側軸受けからの漏れでしょう。経験豊富な工場へ聞いたらリビルドのコンプは長持ちしないというのが実情のようです。


知人の工場にて冷媒回収してもらってから例によって、ファンシュラウド外しベルトのテンション緩め リブドベルト外してからコンプレッサー外しました。


シャフトシールから漏れているコンプ。オイルも一緒に漏れプーリーから飛び散ってサクションホースまで蛍光剤がベットリでした。

 


コンプはずすならエアコンサイクル内部の洗浄がお勧めとのこと。自分では経験もツールも無いのでGUNさんに洗浄やってもらいました。
画像のコンプ接続部分から洗浄液注入できれいにします。


注入した洗浄液はボトルに回収しサイクル内部のゴミなどじっくり観察できます。yama号は比較的キレイでした。


レシーバードライヤーはヘッドライト外して。電動ファン用レジスターも同時に交換しました。


新品のコンプレッサーはホースとの接続部品は付いてきませんので、古いコンプから移植。このときOリングも新しくします


今後のために 蛍光剤もコンプオイルと一緒に入れました。(湿気を嫌うので湿度が低い日 手早い作業が必要です)

コンプを交換する場合オイルの量が問題ですが・・・
1,古いコンプからオイルを排出し量を計測
2,新しいコンプにもオイルが充填されているので それをきれいな容器に排出
3,1で出た量に20ml足した量を新しいコンプへ充填


無事コンプを取り付けベルトを取り付けました。締め付けトルクなどはこちらに書いてあります


真空乾燥作業は入念に。一晩放置で漏れが無いことを確認しました。(2ステージの真空ポンプが必要です)


そして冷媒を充填。規定量900g。 専用の量りで計量し正確に充填しました。

コンプレッサーが作動しても以前よりパワーを喰われる感じが無くなりました。アイドリングも以前より静かです。

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