電動補助ファンStage1/2を使い水温及びエンジンルームの温度を下げる
(W124 E280 ウオーターポンプ&A/Cコンプレッサー交換)
ACレシーバードライヤーに付くプレッシャーSW不良のため電動補助ファンが回らず応急処置として手動SWをつけていましたが解決策が見つかりました。
自分でも水温を感知してファンを回す方法が無いか模索していたところnoranboさんが
LLC温度93℃で回す方法を見つけてくれました。感謝です
私もこの改造は有意義と考えウオーターポンプに水温センサーSWを付けるべく準備をしました。
2005.5.14追記
E280 のKEIさんからラジエターホースに水温SW取り付けた画像をいただきましたのでこのページ下に追記しました。どうもありがとうございます。
G36L/AMGのTAKEさんからも ラジエターホースに水温SW取り付けた画像をいただきましたのでこのページ下に追記しました。どうもありがとうございます。
2005.5.17 追記 79℃のサーモスタット取り付けにより電動ファンが作動する場面も減り水温SWとの連携がうまくいきました。
2005.6.1 追記 noranboさんから」訂正の情報が入りました。79℃のサーモにすると水温SWに温度の低いLLCが流入しONにならないケースがあるようです。対策方法はサーモスタットに穴を開けること。詳しい解説はnoranboさんのページにありますので参考にされてください。
2008.7追記 このページ下にトニーさんから了承を得ての水温対策(W201用3ピンのバイメタルスイッチを取り付け高速電動補助ファンを100℃から作動させる)を書き加えました。
注意:必ずしもこの方法がBestという訳ではなくバッテリーへの負担や最適運転温度の問題など若干の不安がありますので採用及び施工は各自 自己責任でお願いします。当サイトでは一切の責任は負えません。
A 新品純正ウオーターポンプ104 200 33 01 B Aに付属するOリング C アルミのガスケット D 友人に作ってもらったブラケット E TOYOTAの水温センサーSW G この穴はヒートエクスチェンジャーに繋がるが日本向けE280にはヒートエクスチェンジャーが無いので この穴を塞ぐいで使うようになっているので ここにEのセンサーーSWを付けるという作戦。 |
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車体側の配線は2本で極性ありませんのでこれを二又に分けて片方は上記水温SW Eの端子に。もう一方をレシーバードライヤーに付く赤い色のプレッシャーSWに繋げばOKです。 これで水温93℃/冷媒圧力15.5bar どちらか早いほうでファンが回 ることになります。 |
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このような二又の配線を用意します これを使った実際の配線はこちら |
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上記画像[D]の拡大図 | |
ウオポンの内部。センサーの出べそも影響ない感じ | |
79℃のサーモスタットに5.8mmのドリルで2個穴をあけました。この穴が上画像水温SW真上に来るよう取り付けます。 | |
ブラケット 寸法は記入してあるとおりです。 |
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こちらの掲示板に登場される東松山のKEIさん(自動車販売をされているそうです)から画像を送っていただきました。ウオーターポンプ外さなくても水温SW取り付けが出来るとの情報をいただきました。どうもありがとうございます。メーターなどをリリースしている大森という会社がT型のアタッチメントを作っていまして、ラジエターホースをカットし途中に付けるというものです。取り付け作業もやってもらえます。 右のリンクから「製品案内」・・・>「パーツ写真つき」・・・・>「水温計ジョイント」・・ KEIさんによりますとT型のアダプターも削ったりと手直しが必要とのことです。
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←E280施工例 M104-942/992ではT(チーズ)を付ける場所はこのへん・・ホースのストレート部分があるので収まりは良さそうです。 M103/M104980ではこの位置にホースが無いのでアッパーホースになるのでしょうか? いずれにしても取り付け位置・角度を吟味しないとベルトや配線との干渉もありえます。 #水温SW付ける穴が無い・ウオポンまでは外したくない・などの方にはおすすめです。
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←E280施工例 |
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←G36L/AMG施工例 | |
同上 画像提供ありがとうございました。
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79℃のサーモと水温SWの効果で従来よりもエンジンが滑らかな感じがするようになりました。長い信号待ちでは100℃弱まで針が上昇しますが それ以外では油圧も高めで安心感があります。真夏の都市部では厳しいかもしれませんが秋から春先までなら5W−30とかの柔らかめのオイルも使えるかもしれません。(未確認ですが燃費の向上も期待できます) noranboさんからも嬉しい報告がありましたのでここに引用させていただきます。 「10日ほど前に紹介で某大学助教授の320TEに 例のポンプ穴開け方法で対策してあげました。 本日お出かけになられたそうで、その出先から緊急電話。 何事かと・・・ 対策後、街乗りでも燃費が良くなったように感じていたが 今日の遠出でそれは確信に変わったそうです、うれしさで思わず電話を、ということでした。 そういえば我が家のブンブン丸も9.8km/Lと いのさんが言っていたような。 燃費が良くなると言うことは間違った対策では無いということでしょうね。 」 yama@管理人から: |
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電動補助ファンを93℃で回すという改造について述べてきましたが、外気温時計が30℃を大幅に超えるような炎天下の渋滞においては水温がどんどん上昇し100℃近くまで簡単に上がってしまいます。このような状況では早めに(100℃くらいで)電動補助ファンを高速で回したくなりますね。 そのような状況を考え当サイトの掲示板で時々アドバイスしてくれる「トニーさん」からアイディアをいただきましたのでご本人の了承を得て追記します。(トニーさんどうもありがとうございました) |
ちなみにyama号ですが2008年にエバポレーターを交換してから冷房の効きも良く例年より2℃も高い平均気温の2008年7月ですが渋滞でも100℃まで水温は上昇しません。炎天下の駐車で外気温時計は48℃の表示、走行中でも外気温37度なんて暑い日でも100℃を超えたことがありません。皆さんはいかがでしょうか?? |
W201用3ピンのバイメタルスイッチを取り付け高速電動補助ファンを100℃から作動させるという物です。 (画像 トニーさん提供 車両300E-24 M104)
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同上 このモディファイにおける概念はこちら 同じく回路図はこちら 300E-24とE320/E280ではウオーターポンプの形状も違いますがW201用スイッチを取り付けることにより「100℃で高速側を作動させる」ことも可能です。 こちらも消費電力が心配な方がいると思われますがトニーさんは問題なく作動し真夏の渋滞でも安心とのことです。
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上記以外の方法として・・・・ 通常電動補助ファンstage2(高速回転)はウオーターポンプ上にあるセンサーCTからの温度を感知し107℃でON / 100℃でOFFとなります。この端子間に抵抗を取り付けシステムを「だまし100℃にならないうちに電動補助ファンをONにする」方法もあります。 耐熱の関係から1/4ワットフィルム抵抗を使う必要があり、その抵抗値ですが下記のようになります。 これを応用して95年式4ピンのコネクターを調べ2本がエンジンECUへ
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94年までは上画像のように青い2ピンのセンサーですが95年からは4ピンのセンサーに変わっています。(左画像) この4ピン、対角線上の抵抗値からモトロニック用と電動ファン用をTonyさんに調べていただきました。どうもありがとうございます。 ちなみに管理人が掲示板に書き込んだコメントは・・・ 「メルセデスの4ピン水温センサーは必ず対角線同士がペアになっています。まずコネクター抜いて電気テスターで対角線の抵抗値を計測します。25℃で5kΩ 30℃で4kΩあたりの抵抗値があればそれが高速電動ファン用センサーです。この2極の間に抵抗を追加すれば高速ファンの作動温度を変更出来ます。 もし対角線の抵抗値が両方同じならギボシつなげた線を2本作り診断機を接続し「HFMのジッソクチ」見ながらコネクターを差し替え診断機の画面でクーラントオンドが変わったらそれはエンジンECU用のセンサーですから それではない方の2ピンが電動ファン用となっているはずです。」
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