M104.942 シリンダーヘッドボルトの増し締め 以前から気になっていたヘッドガスケット付近からオイルのわずかなにじみ・・「邪道かもしれませんが・・」少しだけ締めて様子を見ます。  この時の走行距離78835km 2004.6.1

ヘッドカバーの上をまたいでいるエアーインテークのダクトを外す 。A,のナット B.のボルトを外せばエンジンハーネスをヘッドカバーから外すことが出来る

IGコイルのカバーを外しハーネスごとコイル、サプレッサーを移動


ヘッドカバーを外した


真上から見てみる ヘッドボルトは全部で14本 M12のトリプルスクエアー


ちょっと拡大 カムシャフトのベアリングに穴があり カムシャフトを外さなくてヘッドボルト締め付けは可能


トルクレンチにて締め付けをチェック 110Nmですべてのボルトをあたってみる。(この数字はnoranboさんから教えていただきました。ありがとうございました))
次にブレーカーバーで約15度の角度締め。


トルクレンチで締めてみるの図  ちゃんと面取りされたカムシャフトが美しい・・・!


ヘッドカバーの裏側 火ぶくれのような塗装の浮きが始まっていて気分はあまり良くない
ヘッドカバーのパッキンはまだ弾力があり漏れも無いのでそのまま(交換後17000km)再利用


ここまでやったのでついでにプラグ交換 焼け具合は理想的でした。高速道路を走る機会が多いのでボッシュなら8番がちょうど良い感じです。F8DC4 指定の熱価表と品番変更情報はこちら



掃除してきれいになったヘッドカバーを載せ規定トルクで締めて終了。ヘッドカバー後方からもオイルが滲みやすいので矢印部分はちょっと強めに締めた。これでどの程度ヘッドガスケットからのにじみが止まるか観察してみます。